シューフィッターとは
「足と靴と健康協議会」(FHA)が養成・認定している、足に靴を合わせる技術者のことをいいます。
他にも、日本小売商連盟認定のシューフィッターや、企業独自で認定するシューフィッターなどがありますが、FHAは1984年よりこの制度をスタートし、2020年現在で36年と、最も長い歴史と実績があります。
シューフィッターの種類
初級(プライマリー・シューフィッター)
靴に関する3年以上の実務経験者で、3日間(25時間)のスクーリングと3カ月間の通信講座を修了し、50人分の足型(ペドカルテ)を正確に採取・作図・採寸できた人が、認定を受けられます。足の生理、靴の構造、足の計測などの知識を持ち、選ばれた靴の販売可否を判定できる技術者と考えて下さい。
上級(バチェラー・オブ・シューフィッティング)
プライマリーの認定を受けた後、10カ月間の通信講座と9日間のスクーリングを修了し、試験(筆記試験、論文、実地試験)をパスした人が、認定を受けます。初級の内容に加えて、靴を見る目を持ち、的確な靴を選びだすことができる技術者と考えて下さい。
最上級(マスター・オブ・シューフィッティング)
全国で11人しかおらず、これまで一度しか認定は行われていません。足と靴の専門家中の専門家と言えます。日本では貴重な方々です。
2020年現在、FHAでは新たにマスター・シューフィッターを養成する取り組みを行っています。
シューフィッター人数データ
地域/級 |
マスター |
バチェラー |
プライマリー |
大阪 |
1 |
36 |
196 |
全国 |
10 |
318 |
2429 |
2020年4月現在 ※FHAシューフィッター検索より
(自宅登録者は希望者のみカウント)
オーモチ靴店には2名の上級シューフィッター
(バチェラー・オブ・シューフィッティング)がいます。